2025年2月16日(日)顕現後第6主日
「貧しい人々は、幸いである。」ルカによる福音書6章20節
貧困自体が人に幸せをもたらすことはありません。「貧しい人々は幸い」とは、神は窮乏している人々を決して見捨ててはおかれないということを、意味しています。貧しい時、人は自分自身の内に自らを救う力がないことを痛感します。だからこそ、主イエスの福音、すなわちよい知らせを聞く耳があります。これに対して、富んでいる時、人は自分のうちにすでに頼るものを持つがゆえに、神を必要としなくなり、神の呼びかけに耳を貸さず、自分の利益のみ追求し、他者の困難に対して鈍感になってしまうのです。主イエスは私たちが神の言葉に耳を傾け、共に助け合って生きるようにと招いておられます。
温かさと同時に活気が満ちるルーテル八王子教会の礼拝に、ぜひお越しください。
